木のぬくもりを感じる手刻みの家づくりがモットー

新着情報

2023/02/25
施工事例追加しました。
2020/05/30
建設業許可取得しました。
和歌山県知事許可 建築一式工事業(般-2)第17228号

2019/05/20
「プロフェッショナル」更新しました。
2018/07/08
現場の進捗状況更新しました。
2018/07/08
釣りのこと更新しました。
2018/03/24
K邸竣工しました。
2018/02/05
現場の進捗状況更新しました。
2017/08/01
メール開通しました。
2017/06/14
現在、ホームページ製作中です。
①木を見極める

 人の容姿や性格は十人十色、百人いれば百人それぞれに違った個性があります。それと同じように、家を建てる際に最も重要な木材にも個性があります。大工は木の目の詰まり方、節の位置などくせや性質を見極め、家を建てるうえでどこにどう使えば最も強度を発揮するのかを考えます。

 まずは墨壺を使って木に中心の線をつけ、差金(さしがね)で加工する線を引き、金槌とノミでホゾ(木と木を接合するための突起部分)を作ったり、ホゾ穴(ホゾを差し込む穴)を開けたりします。  
  
②伝統の手刻み  
 一本の木の長さが足りない場合は、木と木を継ぎ足し長くしますが、この場合は一方の木に蛇の鎌首のような突起を作り、もう一方にそれをはめ込む穴を開ける「腰掛け鎌継ぎ」、上木と下木のすべり込み部分に勾配を持たせ、両方の木が引き寄せて密着する「追っ掛け大栓継ぎ」などの技法があります。

 これら木を継ぎ足して長くする技を「継ぎ手」といいますが、このほかにも柱と土台、柱と桁などの接合部分(仕口)を固定するため、堅木の栓を打ち込む「込み栓」という技法もあります。  
  
③木組み

 こうした手刻みで加工された柱や梁を組み、栓やくさびを使って固定しながら家の骨組みを作り上げる工法
が「木組み」です。

 木組みは木と木を木で組み合わせ、木が持って生まれた性質、強さ、しなやかさを最大限発揮させる伝統の技。近年は工場の機械で加工されたプレカット材の住宅建築が主流で、若い大工さんの中にはプレカットの木を組み上げることはできても、ノミやカンナを使っての刻みができないという人も少なくありません。

 あらき工務店は出来上がった木をただ組み上げるだけでなく、木を選ぶところから一本一本の刻み、さらに木組みまでを一貫して責任施工いたします。
  
④より丈夫に、美しく  
 あらき工務店の家づくりのモットーは、住む人が快適に、何十年も住める丈夫な家をつくること。木と木をどう組み合わせればより強くなるか、どこにどの木を使えばより美しくなるか。現場では常に緊張の半面、伝統の知恵と技術を駆使しながら、上棟が近づくにつれ職人としてわくわくするような興奮を覚えます。

 もちろん、コストを抑え、加工に人の手によるバラつきがなく、工期も短縮できるなどのメリットがあるプレカット材も否定はしませんし、要望があれば誠心誠意対応いたします。ただ、大工としては手刻みの方が仕事の醍醐味を感じますし、木のプロとして、これからも手刻みの木組みにこだわり続けたいと思います。
  

あらき工務店

〒645―0001
和歌山県日高郡みなべ町東吉田18―2

代表者 新城繁

TEL 0739―20―1109
FAX 0739―20―1109




事業内容

木造一般住宅・店舗等の施工
 あらき工務店は、手仕事で木を削り、加工する昔ながらの伝統技法「手刻み」に、木のプロの大工としてのこだわりがあります。

①木を見極める
②伝統の手刻み
③木組み 
④より丈夫に、美しく