木のぬくもりを感じる手刻みの家づくりがモットー

和歌山県日高郡美浜町 しいざきのおうち

DATE


竣工:令和3年10月

しいざきのおうちは、もともと推定100年から~140年前に建てられた長い歴史を持つ古民家です。
改修では現在風にリメイクすることなく、当時の家を復元するようなイメージで作業に取り掛かりました。
もとの家の雰囲気を残すため、再利用できる資材はできるだけ再利用し、新しい資材も塗装などを工夫して当時の風合いを再現。
当時の面影を残した新しい家に仕上がりました。

お客様の声

新城さんには、古民家についての知識が乏しい私たちに、丁寧に分かりやすく教えていただきました。そして、施工後の今でも何かあればすぐに対応していただいています。実際に住むようになり一年以上が経ちますが、お願いして本当に良かったと思います。
廃材を生かしてカウンターを作ってくれたり、
そのまま残っている木材を綺麗にしていただき、別の箇所に使うなど、色々なアイデアを出していただき、素敵な空間に仕上げてくださいました。
お店の中から外を眺められる大きな一枚の窓は、お客様が来られるのもすぐに気づくことができるし、子供が帰ってきた時の様子もすぐに分かるので、とても気に入っています。
お店にお見えになるお客様から、「こんなに素敵になるなら潰さんかったら良かったなあ」というお声をたまにいただきます。
当初から新城さんが仰っていた、「ここの古民家は畳を入れ替えて漆喰を塗りなおすだけで見違えるほど綺麗になるよ。」
私も想像以上の仕上がりに、そのまま残して良かったなという思いでいっぱいで、もし古民家をどうしようか迷っている方は、ぜひ相談に来ていただきたいと思います。もし良い状態であるならば、壊してしまうのはもったいないなあと感じており、昔の古民家の良さを少しでもお伝えできればと思います。
私は、かなりキッチンにこだわっており、私のイメージする写真などを送ってくださいと言ってくれたり、古民家カフェにリサーチに行ってくれたりと、予算内で仕上げるために、あれこれとアドバイスをくださり、木とステンレスの造作で素敵なキッチンに仕上げてくださいました。本当に感謝です。